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パニック障害の原因がパワハラの場合もある?周囲の人が追い込んでいるのかも!

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自分はパワハラをしていないと言い切れますか?その行動がもしかするとパニック障害の原因になっているかもしれません。

この記事が目に止まったならチャンスです。振り返る時間を作りましょう。

 

パワハラとは?

最近よく聞くようになった言葉、パワハラ。これは何のことを指しているかがわかる方も多くなったでしょう。

「パワーハラスメント」を略してパワハラといい、職場などの環境で上の地位である人が下の地位にあたる人に身体的もしくは精神的に苦痛を与える行動のことをいいます。

通常の仕事内容の範囲を超え強要することや、立場を利用して嫌がらせをしたり、いじめたりすることも含まれます。

おそらく長年あったとされる問題で黙認されていたものが、パワハラという言葉ができたことで問題が大勢の人に認識されることになったのでしょう。

自分の地位にあぐらをかいて、権力を振りかざすことがどれだけ苦痛を与えるかわかっていない方も多いためなくなることのない問題なのかもしれません。

 

種類はさまざま

職場にあるパワハラは現在6種類あります。これは厚生労働省が公開しているものになります。

◎身体的(殴る蹴るなどの暴力や傷つけること)

◎精神的(脅し、名誉を傷つける、言葉の暴力)

◎人間関係(仲間外し、無視をする、隔離する)

◎過大要求(業務に対して必要のないもの、実行不可能なもの、妨害)

◎過少要求(能力・経験からかけ離れた低いレベルの仕事をさせたり、全く仕事をさせない)

◎個への侵害(私生活などに立ち入っていく)

例えば、仕事時間外や休みの日に仕事自体をさせること。

または仕事が終わってから無理矢理飲み会に連れていくこともパワハラにあたります。

 

問題となる主な種類なので、これが全てではありません。

職場以外にも、自分の地位を利用してしつけだと虐待することもパワハラです。

 

気づかないでパワハラをしているかも

パワハラをしている人は自分では気づいていないことが多く、行動がエスカレートしていくこともあります。自分の行為がパワハラになるなどと思っておらず、むしろ自分が同じようなことをされたのでこの人にも必要だと思っている場合もあるのです。

叱ったり注意することでその人を成長させようとしている背景がある場合もありますが、これもれっきとしたパワハラにあたります。「その人のためを思って」や「今後この人が生きて行くうえで今厳しくしておかなければ」などの意図があるようですが、その際に言われた人が苦しいと思ってしまえばパワハラになる可能性が高くなるのです。

また、しつけとして子供に強くあたることもパワハラになってしまうので注意が必要です。

会社同様、親は無意識に上の立場であるという権力を用いています。強い言葉を浴びせたりすることもパワハラになるとは思ってもいないのではないでしょうか。

しつけ・教育とパワハラは紙一重といえます。

 

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何でパニック障害を引き起こすの?

パニック障害は、ストレス・孤独・虐待などが原因で起こることが多いのですが、これはパワハラに通じていることでもあります。

パワハラは強いストレスを与えます。どうにもできない気持ちのやり場に困っても、吐き出す場所がない状況であればますます自分を追い込むことになります。できない自分がいけないと感じてしまえば、どんどん自分を責めていきパニック障害の引き金になることも多いのです。

小さい頃に味わった孤独や虐待で、パニック障害になることもあります。

子供だからといって、強くあたると引き起こすきっかけになってしまうかもしれません。

今この行動を取ったら、そのあとどうなるのかを想像する必要があります。

周りが、知らないうちにパニック障害へ追い込んでしまう行動を取っている場合があることを心に留めておきましょう。

 

まとめ

パワハラをしている人ほど自覚がありません。むしろよかれと思ってしていることもあります。

部下を育てたいと思って厳しく接する上司、この上司の言動によって部下が苦しく思うようであればすでにパワハラです。

子供に親の権力を使って強い言葉を言い放つこともパワハラにあたるのです。

しつけと思っていても、子供が辛い思いをしていたり周りから見て虐待だと思えるような行動であれば、パワハラです。

そして、どちらもパニック障害の原因になることもあります。

人を追い込んでいる行動であることを自覚することが一番大切ですが、自分で気づくには難しい場合が多いでしょう。

周りの人が言える環境を作ることも大切です。

 

パワハラの定義をしっかりと理解し、この行動がそれに当てはまるのかを振り返える時間を設けてみましょう。

会社でも家庭でも、権力を使って行うパワハラはやめるべきです。

自分の行動を客観視してみてください。一歩引いて見ればきっとわかるはずです。