日頃、食事の栄養バランスは考えていますか?
パニック障害になっていなくても、偏った食事は体によくありません。
見直して症状の緩和を目指しましょう!
・ストレスにならない程度が大事
食べたいけどパニック障害を治すためと、意識しすぎてしまうのはよくありません。
ストレスになってしまい、食事をとるのさえ嫌になるからです。頭の隅に置いておくのがいいでしょう。
口にできるものは、なるべく食べるようにしましょう。
しかし、お菓子や炭水化物のみという偏りは無くさなければなりません。日頃からバランスのとれた食事ができるのが一番いいですが、例え健康な人でも難しいです。
昨日はバランスのとれた食事をしたから、今日は気にせず食べたい物を食べる。このような方法をとれば、ストレスにもなりにくいです。
そして、パニック障害に効果的な成分が含まれる食材をなるべく使えば一石二鳥ですよね。食べられる量を少しずつ増やしていくイメージで食べていきましょう。
・バナナと牛乳の組み合わせは味と栄養どちらもバツグン
バナナには、パニック障害に効果的な成分がたくさん含まれています。
トリプトファンやビタミンB6などが豊富で栄養価が高いのです。それらの成分は、パニック障害と深く関係しているセロトニンを作るのに必要です。
セロトニンというのは、平常心に働きかける神経伝達物質です。脳内でセロトニンの量が少なくなるとイライラしてきてしまいます。
そのままにしておくとパニック障害は悪化します。
バナナだけというよりは牛乳などと、同時に摂取すると効果バツグンです。
そして、カロリーが高くエネルギーにもなるので、夜よりも朝に食べたほうがいいでしょう。牛乳以外でも豆乳やヨーグルトを使っても効果的ですし、おいしいのでおすすめです。
・野菜ばかりで魚やお肉を忘れてない?
野菜はヘルシーだし、健康にいいというのはご存知の方が多いでしょう。茹でた野菜よりも新鮮な生野菜のほうが、ビタミンを逃すことなく食べられます。
しかし、野菜の栄養分がたくさん染み出たスープも体が温まっていいですよ。
そして、パニック障害に多くストレスでなりやすい胃腸障害を治すことができるのです。確かに野菜中心で考えるのはいいことですが、魚やお肉を食べてはいけないということではありません。
野菜と一緒にタンパク質が豊富な魚やお肉を食べると、さらに健康的な食事にすることができます。
お肉なら鶏ささみや豚のロース、魚ならDHAを含むイワシやサバがいいでしょう。朝に鶏ささみと野菜を混ぜてサラダチキンを作って食べれば、爽やかな気分で活動できますよ。
・炭水化物なら玄米がおすすめ
米やパンにイモなどの炭水化物。お米だと一般的に、白米が食べられていますよね。
しかし、白米よりも玄米のほうがパニック障害に効果的なのをご存知でしょうか。
ビタミンやミネラルに食物繊維が豊富。白米と同じくらいのカロリーなのに栄養価が高いので、健康的に優れている食品と言えるでしょう。
ダイエット料理と合わせても美味しく食べられますし、適切な量を食べれば太ることもありません。食物繊維で便秘の解消や体内に溜まった毒素を出してくれるデトックス効果も持ち合わせています。
玄米のデメリットは、消化が悪いことですね。ダイエットでは腹持ちがいいという利点なのですが、摂取しすぎてしまうと胃腸へ負担をかけてしまうので健康的に悪影響を及ぼすようになってしまいます。
くれぐれも食べ過ぎないようにしましょう。
・カフェインとアルコールには注意して
コーヒーやお酒が好きな人は多いのではないでしょうか。
しかし、パニック障害の人にはよくありません。
カフェインが多く含まれるコーヒーを飲みすぎてしまうと興奮作用や緊張が続き、発作も出やすくなってしまいます。完全に飲んではいけないというわけではありませんが、好ましくないですね。
そして、お酒に入っているアルコール。
アルコールは、神経伝達物質であるGABAの濃度を上げます。そうするとリラックスしている状態となるのですが、摂取量が多すぎるとアルコール依存症になってしまいます。
また、アルコールは睡眠の質を下げてしまうのです。脳は休まらず、睡眠に必要なメラトニンの分泌量も少なくなります。寝られなくなると余計病状は悪化してしまうので、摂取量には注意しましょう。
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意識した食事で、パニック障害も緩和できるなんて素敵ですね。
薬よりも効き目があるという人もいるくらいです。
ぜひ、試してみましょう。